相方の昔の仕事仲間から、某アパレルメーカーの ファミリーセールのハガキをいただいた。 場所は中目黒の川沿い。 ご近所だからちょっと覗いてみようかね。 ビル入り口で透明のプラスティックバッグを渡される。 数十年前、武道館で開かれていた VANのファミリーセールを思い出すのは私だけか。 混み合う2Fはササッと流して、3Fへ移動。 ここはNigel Cabournとインポート商品だけのセール会場。 70%オフとはいえ上代が高いせいか、人かげはまばら。 というか、客は私と相方の二人だけ。 セールもこれだけすいていれば出かける気になるのだが。 しかし商品はどれも、これも大きいなあ。 丸顔丸坊主丸眼鏡のケーボンさんには似合いそうだが、 私が着たらどうにも迫力不足だろう。 こりゃ無駄足かと思い始めた時、1930年代の匂い漂う カーコートを発見。生地はコットンダック、衿にシープムートン、 ライニングはチェックのブランケット地でなかなか素敵だ。 スタッフの方に尋ねると、サイズ48はM~Lらしい。 諦めようとしたら相方、キミは自分が思うほど小さくないぞ、 試しに着てごらん。 それじゃ、と袖を通すとなんとピッタリじゃないか。 ありがとう、ゴールドジム、ありがとう、アミノフライト。 元ネタがカーコートだけあって着丈は短め、身幅はタイトめ。 ポケットは全て口布とトライアングルステッチで補強。 このあたりの細かな配慮がワークウェアや ミリタリーウェアマニアのナイジェルさんだけあるね。 頭の中でデザインするデザイナーと違って、信頼できます。 THUTAYAやジムの往復に使えそうだ、と購入決定。 ついでに前身、後身がコットンで、ラグランのスリーブと脇がニット、 ライニングにブランケット地を使用したジップカーディガンもお買い上げ。 これも古着でたまに見かけるデザインです。 帰りぎわ、相方の知り合いにご挨拶しようと ウロウロしていたら、ハウンドツースのジャケット姿の方に nori_gさん、こんにちはと声をかけられる。 (そうは呼ばないけど) おや、ここんちに知り合いはいないはず、と思ったら Tailor Caidでよく遭遇するデザインワークスの方でした。 そうか、同系列の会社とは知らなかった。失礼致しました。 セールには滅多に出かけない私ですが 先日のBrooks Brothersといい、今日のNigel Cabournといい 残り物にも結構、福があるもんだ。
by nori_g
| 2010-01-29 18:15
| カジュアル
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