昨夜は新宿2丁目のディープな夜。 今夜は北青山FIAT SPACEでお洒落に夜遊び。 メインDJはJAZZ BROTHERS、 サポートはDJ マッキーなど若手多数。 私はアシッドジャズの全盛時代に西麻布あたりで クラブ遊びをしていた世代だけど、 JAZZ BROTHERSはU.F.Oの弟分的存在だったから 骨董通りのBLUEなどでDJプレーに接していた。 当時とはもちろん音楽の嗜好、スタイルは変わっているだろうが それが楽しみではあるね。 FIAT SPACEは今夜が初めて。 通常はFIAT関連のパーティをやっているようで 時々人気のあるDJを入れて面白いイベントをやっているとか。 近頃のクラブは低予算で薄汚い空間を売りにしていて 年配の夜遊び人には辛いものがあるが、ここはいいね。 音響は抜群で、ソファが低音にビリビリ震える程だし シンボルカラーの赤をアクセントにした 内装もかなりラグジュアリー。落ち着きます。 シッカシ、客が少ないなあ。 私が現役DJだった頃は最低でも30人、40人の集客があったのに、 ウロウロしてるのはDJと関係者がほとんど。 スタッフカードをぶら下げてないのは10人くらいじゃないか。 こうなるとDJとしては打つ手なし。 メロディアスな曲で聴かせることに徹するしかないけれど 若手DJは大音響のハウス、トランスで滑りっ放し。 マッキー登場でシャデーとか、ティミートーマスの Why Can't We live Togetherのハウスバージョン(!)で 若干盛り上がったけど、どうにもいかんね。 旧知のジャズブラ、ヤマさん、竹花さんのプレーに 期待していたのに登場は午前2:30以降とあって 年寄りカップルは早々に退散。 なんせ明日はゴールドジムで追いこむ予定ありでスミマセン。 つくづく実感したのは客あってのDJ。 どんなにレアな音源持っていても、テクニックがあっても ある程度の数、お客さんがいなけりゃどうにもならない。 東京のクラブ文化、暗雲がたちこめています。 これに比べると、昨夜のレズビアンイヴェントの方が よっぽど元気があったぜ。 今日のオマケはTimmy ThomasのWhy Can't We live Together. シンプルなリズムボックスとエレピが真夏の夜に気持いい! ↓ http://www.youtube.com/watch?v=mAvuxLf80Jo #
by nori_g
| 2010-08-21 02:30
| 夜遊び
その世界では有名なCHIGAちゃんからメール。 バースデーイヴェントやるからnori_gにも来て欲しいな。 性別、嗜好はまったく噛み合ないが、なぜか気が合う間柄。 歌舞伎観劇などに付き合ってもらってるし たまには相方と一緒に、新宿2丁目に繰り出すとするかね。 その前に予定がひとつ。 DJマッキーのクルマでイケア港北店でお買い物。 チェアパッドやらマナ板など買いこんで ついでに(失礼!)プレゼント用のヌイグルミや お菓子などもカートに放りこむ。 大人買いしてもまあ、タカがしれてます。 空港のラウンジを思わせるカフェテリアで腹ごしらえして、 ノン気3人組、夜の2丁目を目指す。 新宿仲通りモーテル到着。 イケアで買ったプレゼントを進呈。 CHIGAちゃん、目ざとくバースデーケーキの王冠発見。 早速冠ってくれました。 クリコのイエローでおめでとうの乾杯。 周囲はゲイ、レズの団体さんばかりで異様な盛り上がり。 こちらもシャンパンの酔いを借りて無理矢理ついていきます。 DJアニータさんの青春歌謡に合わせ、CHIGAちゃんの半生VTR。 大事に育てられたお嬢ちゃまが なんらかのきっかれでビアンの世界に転向。 そのジャンルで押しも押される存在になったのね。 イエローラベル2ボトルあけて、ノン気3人組はそろそろ退散。 オバカ承知のバカ騒ぎ。 たまにはこんな夜もないとこの酷暑、乗り切れません。 #
by nori_g
| 2010-08-20 00:50
| 夜遊び
あと1年でアナログTV放送は終了して、 地上BSデジタル放送に完全移行しますね。 皆様、地デジ対応TVへの買い替えはお済みでしょうか。 ところでこうなると、今年生まれた赤ちゃんくらいからは ブラウン管型のTVを目にする可能性はほぼゼロになる。 TV受像機というものは居間のほぼ中央に置かれたフラットで 薄べったい箱で、ダイアルも室内アンテナもなくて リモコンでしか作動しない家電ということになる。 かつてはTVをデザインで選ぶ時代もあったのに、 少し寂しいような気もします。 さて地デジ世代の人類には意味不明の腕時計、 その名も、Bulova TV screen Day Datesです。 おそらく1970年代前半の自動巻モデルで、ご覧の通りフェイスが ブラウン管TVのスクリーンのような形状です。 このデザインはどうやら時代のアイコンだったようで 当時はウォッチメーカー各社がデザインを競っています。 そりゃ、ケース形状は丸か長方形しかなかったのだから デザイナーとしては可能性が広がって、楽しかったでしょう。 素材は、ケースも文字盤も長針も短針もバンドもシルバーステンレス。 12時の表記はBulovaのシンボル、音叉マーク。 よく見るとバンドも六角形のコマをつなぎ合わせた構造で、 これもTVスクリーンを意識したデザインです。 B級時計好きとしては、たまりません。 1950年代以前のアンティークウォッチは なにかと気を遣うものですが、これは製造年代が比較的新しく 一応ウォーターレジスタントの表記があるので 日常ウォッチとして愛用できそうです。 #
by nori_g
| 2010-08-03 23:42
| アクセサリー
I石尚三さん著、H埜佐武郎さん監修による スーツの百科事典の出版記念パーティに、相方と出席。 発起人がI津祥介さん、D小西さん、H積和夫さん、 Fソワーズモレシャンさんなど業界の大先輩方だから 今回ばかりは私も若者グループに入れていただきます。 今回、楽しみなのはH埜佐武郎さんが今はなきメンズブランド、 EDWARD'Sの創立メンバーの一人で、 その関係者の方がたくさん出席なさること。 私、学生時代はEDWARD'Sでアルバイトさせていただいたことがあり、 当時お世話になった皆さんとは数10年ぶりの再会となります。 今宵の出で立ちはbatakにお願いしたシアサッカージャケットと 共地のバタフライがまだ制作途中なので(残念!) ブルーのコードレーンスーツ、ピカピカに磨き上げた フローシャイムのコブラバンプに決定。 相方はなんと黒字に巨大なキスマークプリントのシルクドレス。 おでこの上にアンティークのサングラスという 危険極まりないコーディネート。 いつもながらパーティと聞くと気合いスイッチが 自動的に入ってしまう困った体質です。 会場は代官山ヒルサイドテラス。 まずは黒のスーツに派手なプリントシャツ、 足もとは白のウエスタンブーツのI石さんにご挨拶。 I石さん、私のコブラバンプに目をとめ、珍しいねえ、 昔流行ったよねえ、しかしきれいに履いてるよねえ。 はい、サマースーツにしか合わせませんから 他の季節は休眠させています。 H埜さんは仕立て上がったばかりのグレースーツ。 70代も半ばを過ぎて、堂々の着こなし。男はかくありたいものです。 そうこうするうち、私が声をかけたBRUTASのM田くん、 笛吹き王子のK川くん、夏期盛装姿の海上自衛隊所属K野さん、 日本一スーツの似合うイラストレーター、Sマチアキラさん、 いつも格好いいROGER FRANCIS CLARK、続々到着。 続いてお馴染みのパーティメンバー、UNION WORKSのN川代表ご一行、 TAILOR GRANDのH井くん、VIC TAILORのKちゃんと シュメーカーのF田洋平くん、EDWARDÉCRUSの木場代表、 六儀のH川氏、この本の陰の仕掛人K合さん、 ブログ友達のらみいさんなど到着、お洒落な空気が会場に溢れます。 酷暑にも関わらず、スーツ本の出版記念パーティとあって 皆さん、タイドアップで涼しい顔。 男のお洒落にはやせ我慢が必要だね、とつぶやく私。 女だって死にそうに痛いパンプスを我慢しています、と相方。 さて、懐かしい方々が現れました。 かつてのカリスマ販売員、現在は時計の輸入会社を経営しておられる H田さんなどEDWARD'S関係者の皆さん。 数10年ぶりの再会とあって話はつきません。 実はこれから取りかかろうとしている内緒の案件があり、 皆さんにご協力をお願いして退席。 Sマチさんと帰りが一緒になったので 中目黒のバー、Gファインにお誘いする。 男子2人は期せずしてbatakで誂えたコードレーンスーツにニットタイ、 相方は舞台衣装のようなドレスとあって 3人揃うと60年代歌謡ポップスグループみたいだね。 モヒートでふらふらになりながら楽しいおしゃべり。 Sマチサンは音楽家としての活動歴も長く、 コモエスタ八重樫さんとラテントリオを組んでいたこともあるそうです。 しかもパートはパーカッションとボーカル。 あの甘い顔と歌声で、女性ファンを魅了していたことでしょう。 華やかな時間はあっという間に過ぎ去り、 残るのは楽しい記憶と二日酔い。 このブログをアップしたらひと眠りして 酷暑の昼をやり過ごすとします。 #
by nori_g
| 2010-07-28 16:39
| 夜遊び
この不快な気候で、私の暑苦しいマニア心は すっかり萎えてしまった。 なに着ても暑いから服のことなんか考えられません。 これじゃいかんとは別に思わないけど、ふと中目黒の 古着ショップに立ち寄ってみる。 いつものボスは海外仕入れのため不在でしたが、 ハーフっぽいハンサムクンが私の顔を憶えていたらしく、 さり気なく奥の間に誘導してくれました。 ここは超マニアックな商品倉庫という趣で 見るものすべてがレアでディープで、実に楽しい。 私には着られそうもないがヨーロッパの博物館にあっても 不思議はない巨大ジャケットや、 目のなかに入れても痛くない子供服など お値段もそれなりですが、目の保養にはなる。 エアコンもガンガンに効いていて、こりゃいい暇つぶしだ。 と思ったら、隅の棚に フランスの料理人用らしき黒白ギンガムのワークパンツ発見。 しかしデッドストックとは珍しい。手にとるとずっしりと重い。 首をひねりつつ、ばさっと広げてディテールを拝見する。 まず驚いたのは通常のフロントポケットの上に もうひとつ、パッチポケットが縫いつけられている。 右ヒップポケット下にはドライバーポケットや ハンマーループはなく、文庫本がすっぽり入るくらいの 正方形ポケットとペンポケットが付いている。 ワークパンツだから、なにかしら用途があるのだろうが 見当もつかないし、こんなデザイン見たことない。 生地はバリバリの厚地コットンで、チェックの柄は 織りではなくプリントだから裏を返せば生成りの無地。 フロントポタンは月桂樹、ということは生産国はフランスではなく アメリカで、製造が1940年代であることが分かります。 ポケットの口など要所はカンヌキ留めで、ポケットの袋は2重底。 まあ、かなりの重作業のためのユニフォームでしょうな。 ほぼあり得ないサイズ、ウェスト30inc.だったので 試着したらホラね、ぴったりじゃないか。 買わない理由がありません、と思ったら なんとフロントポケットの袋がない。 これじゃただの穴で、使い物にならない。 やれやれ無駄遣いしなくて済むと思いつつハンサムクンに説明。 ところがなんと、なるべく似たような生地でよろしければ ポケットは無料でお作りします。 ナンデストー、これで買わない理由は消滅しました。 裾の調整も無料でやってくださるというので ありがたく買わせていただくことにしました。 長さはジャストサイズ+2cmで、裾から2cmのカ所にミシンステッチ。 ステッチの位置でロールアップするのが私の流儀です。 これにはもうひとつ理由があり、 万が一、丈が縮んでしまった場合の保険になります。 その場合はロールアップせずに穿けばよろしい。 仕上がりはイメージ通り、野暮ったくて格好いい。 この雰囲気は今の時代、再現不可能です。 白のTシャツ、スニーカーといったありきたりの組み合わせでも なんとなく不思議なオーラが漂うね。 そのうえ、素敵なエコバッグに入れて渡してくれました。 私、年寄りにやさしいお店は大好きです。 私の右手にご注目。これが謎のダブルポケットです。 #
by nori_g
| 2010-07-20 22:34
| カジュアル
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